ここだけのちょっと怖い話・・・



前説・・・劇場により建て地が元墓地の所があります。
何故そんな場所に建てるのかは、霊が人の集まる所を好むらしいのです
霊は自分の存在を知って欲しい為人の多い所に現れます
即ち、劇場が客で大入りになる・・・と言う説を踏まえて





某K地方のBホールでは、霊感の強い人が
本番中、センタールームの所にピンをしている以外の見えてはいけない
人を見たと言う話があります。事実、ピンをしている時でも
時々、足音が聞こえます。誰かセンタールームに
入ってきたと思い見ると、そこには誰もいないのです
このホールは、センタールームだけではなく
調光室にも現れます。以前ここのホールで実際
仕事した事ありますが、凄く怖かった経験は、誰かが調光室に来る
気配があり、まぎれもなく、人の手だけが見えたのです。
あまりにもはっきりと見えたので、すぐには気づかなかったのですが
中々、人が来ないので、他のスタッフに誰かルームに
来ようとしなかったか、尋ねたところ、誰もそんな人いなかったのです
この時あまりの怖さに、客引き次第すぐに部屋の灯りを点けました。

こんな話は、まだまだ可愛いお話にすぎません。


同じく某K地方K劇場の有名な話です
ここの跡地は前説でお話した通り、墓地です。
劇場の柿落としまでに、仕込みが徹夜続きで、コードが足りないと
ある現場から呼び出され、スタッフ全員集合で、奈落に降り
コード作りに夜明けまで必死に作業を進めていたのです。
途中でスタッフの一人が、突然「誰かそこにいる!」
と叫んで他のスタッフが驚き、気味が悪くなって
奈落から、舞台上に移動し、作業は続行されました
そしてまた、暫くすると、今度は客席に人がいると
叫んだスタッフがいて、あまりの怖さに、客席全灯しなんとか作業を
無事済ませ、柿落としに間に合わせたのです。
ここの劇場の奈落に開かずの扉があり
実は、ここの扉の向こうに、霊が沢山さ迷っていた部屋だったのです
もちろん、お払いにも来てもらいましたが、あまり効果もなく
柿落としの芝居の本番中に、芝居を見に来ていた客全員が
出演者以外一人多い人、つまり霊を見たのです。
出演者は白の着物で、並んでいたシーンのハジに
いたと客が後で騒ぎ出したのですが、舞台袖にいたスタッフには
人数通りしか見えなかったのです。
それからは、ここの劇場は霊が出ると有名になりました

この劇場のエピソードはこれだけに留まらず
小ホールにも怪事件は起こったのです
舞台道具さんが最後の点検で、舞台を見回っていたとき
突然、スポットライトが一つずつ照らされたので
まだ照明チームが誰かいるのかと声を掛けたのですが
もうスタッフは全員帰宅していて、調光室を見渡しても部屋には灯りも点いていなく
誰も悪戯出来る状態ではなかったのです。
言うまでもなく、この道具さんは怖くなって、すぐに帰宅し
この怪事件の話をスタッフに話していました。

小ホールは丁度、奈落の下にあるので事件は色々あります
ある芝居での出来事、照明のオペレートしていた人が
本番中に調光器に人の手だけが見えて、その手がフェーダーに
触れていたと話していました。傍に誰かいるのかと振り返ると
誰もいないのです。
本番中静かなシーンだったのですが、思わず「ギャー」
と叫んでしまったらしいのです。
このエピソードも暫く語り告がれました

そして、ある芝居の内容の時はまさに絶好調に霊がさ迷い
本番中にも霊はここぞとばかり発揮したその芝居は
四谷怪談なのです。
この芝居は全国、何処のホールでも必ず
お払いしなければ、出演者がどんな怪事件に巻き込まれるか
言うまでもありません。

もともと霊が住み着いてる劇場なのに
わざわざ、そんな恐怖芝居しなくてもいいと思うのですが・・


さて、ここの劇場のエピソードは沢山ありますが
他のホールのお話もしておきましょう




O市内のとある市民会館の北ホールの話です
ここは、「おじいちゃん」の霊がいます。
霊感の弱いE氏でさえ見たと言います
悪戯はしないらしいのですが
センタールームに上がる時、おじいちゃんが後から
着いて行く姿を何度も見たスタッフがいます
私もここのホールに何度か仕事行きましたが
一度だけシーリング室に白い人の影があるのを
見たことあります。
スタッフの影ではなかった確信した事は
スタッフが仕事を終えて、舞台に全員降りてきていたからなのです
この人影がおじいちゃんだったかは、わかりません
ただ、お年寄りの霊は、きっと寂しくて自分の相手をしてほしいのかもしれません
勿論このおじいちゃんの霊は未だに存在しているようです



2ページ目へ続く・・・・


ここだけのちょっと怖い話2
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